テレビの故障を疑う前に

最近テレビを見ている時に、ノイズが気になるという方は、ノイズの種類を確認してみましょう。症状によっては、アンテナ工事が必要になることもあります。
- ブロックノイズ
- ブロックノイズは、映像の一部にブロック状のモザイクが出たり、その時音声や画像が止まったりしてしまう症状が出ます。
- バーストノイズ
- バーストノイズは、ブロックノイズの症状に加え、さらに映像の一部が黒く静止している状態になります。
- スノーノイズ
- スノーノイズは、画面全体が雪が降っているようにザラザラした映像になる症状です。
ノイズの原因はテレビではない
- 電波の不足
- ノイズが発生する原因の1つとして電波不足が考えられます。電波の状態を正確に測る場合は専用のチェッカーが必要です。ですが、テレビメニューの中に簡易的に電波を測れる機能が付いているものもあるので、確認してみましょう。
- 接触不良
- 決まったチャンネルだけにノイズが出る場合は、接触不良が原因になっています。テレビや壁の配線を確認し、接続部分がゆるくなっていないか確かめましょう。また、外観では分からなくても、中の芯線が折れていたり、配線自体がダメージを受けていたりする場合もあるので、注意して確認することが大切です。
アンテナ工事の時期かも!?
アンテナの取り換え時期
- アンテナの寿命ってあるんですか?
- 今使っているテレビの画質に不満があるなら、まずはアンテナの確認をしてみましょう。一般的なアンテナの寿命は10年前後とされています。住んでいるエリアによってアンテナの寿命に多少の差はありますが、アンテナは屋根の上に設置されているため、雨風といった天候の影響を直接受け、日々劣化し続けています。
もしも自宅のアンテナが設置されてから10年以上経過しているなら、安全面や快適な視聴環境を維持するために、アンテナの買い替えが必要です。アンテナ工事業者に依頼して、テレビアンテナを新しくすると良いでしょう。
アンテナケーブルで画質は向上する?
アンテナケーブルには、ノイズシールド処理が施されています。この処理のお陰で、信号伝送を行なう時の振動が抑制され、更に外から受けるノイズ干渉を完璧に遮断することで、テレビの画質が良くなります。また、分波器によっては受信レベルが大きく変わるものもあります。住んでいる地域の電界強度が低い場合や、天候の影響でノイズが出る可能性があるので、周辺環境を確認してみましょう。高い性能の分波器に替えることでテレビの画質が上がる場合があります。
アンテナ工事は専門知識が必要だから専門業者に依頼したほうが良いですよ!こちらは低価格でサポートしてくれます。